| 用語 | 読み | 解説 |
|---|---|---|
| ヤ行 | ||
| 薬剤耐性菌 | ヤクザイタイセイキン | 微生物が、自分に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる現象のこと。薬剤抵抗性、薬物耐性とも呼ばれる。有名なところでは、院内感染で問題となったMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)で、抗生物質メチシリンに耐性を持った菌という名称であるが、実質的には他の抗生物質にも耐性を獲得した多剤耐性菌である |
| 野生酵母 | ヤセイコウボ | もともと空気中、土壌、植物をはじめ自然界に存在しているすべての酵母を意味するが、日本酒の醸造過程においては目指す酒質を得るための酵母以外のすべての酵母を意味する。また、パンの製造において野生酵母とは市販のイーストではなく、様々な場所から採取したナチュラルな酵母という意味を持つ。 |
| 有機酸 | ユウキサン | 酢酸、乳酸、クエン酸など酸性を示す有機化合物。無機酸には、塩酸、硫酸、硝酸などが含まれる。加工食品では保存性を高めるために、これらの有機酸と塩類を組み合わせた「pH調製剤」を用いることが多い。 |
| 遊走現象 | ユウソウゲンショウ | (=スウォーミング)。プロテウスなどの菌が、寒天培地上に増殖したとき、コロニー(菌集落)を形成せずに、薄く培地全面に広がること。これはプロテウス菌の鞭毛構造と関係があるとされている。 |
| 遊走子 | ユウソウシ | 胞子 (ほうし) は、シダ植物、コケ植物、藻類や菌類(キノコ、カビ)の生殖細胞であり、その中で特に鞭毛をもって運動性がある胞子を遊走子と呼ぶ |
| 誘導期 | ユウドウキ | 細菌の増殖過程を示す増殖曲線において、細胞が分裂を始めるまでの準備期間を誘導期と呼ぶ。 |
| 陽イオン界面活性剤 | ヨウイオンカイメンカッセイザイ | (=逆性せっけん)。陽イオン性の親水基を持つ界面活性剤。主にアミン塩型と第4級アンモニウム塩型に大別される。アミン塩は pH、金属イオン等の影響を受けやすいが、第4級アンモニウム塩は影響を受けにくい。 水溶性はアミン塩より第4級アンモニウム塩の方が大きい。吸着性、柔軟性、帯電防止性、殺菌性などの性質があるため、柔軟仕上げ剤や毛髪用のリンス、トリートメント、消毒剤等の用途がある。代表的なものに消毒剤として利用される塩化ベンザルコニウム(第4級アンモニウム塩)がある。 |
| 溶菌 | ヨウキン | 細菌の細胞膜が崩壊を伴って破壊され、死滅する現象。細菌の細胞が死細胞を残さず、溶けたように消滅することからこのように呼ばれる。 この現象は哺乳類の血液中で抗原抗体反応によって細菌細胞が崩壊する現象として発見され、その後バクテリオファージによる溶菌現象が報告された。また、リゾチームやペニシリンの抗菌作用も、溶菌現象を指標に発見された。 |
| 溶血性連鎖球菌 | ヨウケツセイレンサキュウキン | (=化膿連鎖球菌、溶連菌)。グラム陽性の球菌であり、通性嫌気性菌。溶血性連鎖球菌感染によって起こる病気には、溶連菌がヒトの組織を直接破壊すること、あるいは生きた溶連菌に対する免疫反応によって 症状が発現する急性感染症と、溶連菌の産生する毒素によって惹き起こされる毒素性疾患がある。有名な毒素性疾患としては乳幼児がかかりやすい猩紅熱(しょうこうねつ)がある。 |
| ヨードホール | ヨードホール | よう素を非イオン性の界面活性剤と結合させて水溶性にした消毒液。ヨウ素分子は、微生物の細胞壁を素早く通過し、アミノ酸、及び、不飽和脂肪酸と複合体を形成し、蛋白合成を障害し、細胞膜を変化させ、微生物を不活化する。殺菌スペクトルは広く、グラム陽性菌、グラム陰性菌、結核菌、真菌、ウイルス(HBV、HIVを含む)に、有効。ただし、細菌芽胞には無効とされている。 |











































